DDR4とDDR5、SO-DIMMの違い — PC4-/PC5-表記の読み方と見分け方
ノートPCのメモリはDDR4とDDR5で規格が異なり、切り欠き(ノッチ)の位置が違うため物理的に挿し間違えることはできません。規格は「PC4-」(DDR4)「PC5-」(DDR5)で始まる表記で判別でき、後ろの数字は転送速度を示します。同じ規格内であれば、パソコン側の対応速度より速いモジュールを挿しても、多くの場合は対応速度に制限されて動作します。購入前は必ず機種のDDR世代とSO-DIMM対応を確認してください。
DDR4/DDR5・SO-DIMMの見分け方とPC4-/PC5-表記
SO-DIMM(Small Outline DIMM)は、デスクトップ用DIMMを約半分の長さに小型化した、主にノートパソコン向けのメモリモジュール規格です。世代を表す記号として「PC4-」はDDR4 SDRAM、「PC5-」はDDR5 SDRAMのモジュールに使われ、続く数字(例: PC4-25600、PC5-38400)はそのモジュールの最大データ転送速度(MB/s)を示します。ピン数も世代で異なり、DDR4 SO-DIMMは260ピン、DDR5 SO-DIMMは262ピンです。パッケージや製品ラベルの「PC4-」「PC5-」表記を見れば、DDR4かDDR5かを判別できます。
出典: 富士通 AzbyClub Q&A / PC Cafe 検証済み
規格が違うと物理的に挿さらない(ノッチ位置の違い)
DDR4とDDR5のSO-DIMMは、基板上の切り欠き(ノッチ)の位置が異なるように設計されています。DDR5モジュールの切り欠きはDDR4より左寄りにあり、スロット側の突起(キー)もそれぞれの世代に合わせて作られているため、世代の異なるモジュールは物理的にスロットへ挿入できません。電圧や信号仕様も世代間で異なるため、これは誤挿入によるモジュールやスロットの破損を防ぐための意図的な設計です。無理に押し込むとピンやスロットを破損する恐れがあるため、挿さらない場合は規格違いを疑ってください。
出典: Corsair 日本語版 / CFD販売株式会社 検証済み
同じ規格内での速度の後方互換性
同じDDR世代の中では、モジュールの対応速度(PC4-/PC5-の数字)がパソコン側の対応速度より速くても、多くの場合はパソコン側が対応する速度に制限されて動作します。ただし、機種やチップセットの実装によっては認識しない場合もあるため、確実性を求める場合は機種の公式仕様が示す最大速度以下のモジュールを選ぶのが安全です。速度違いは規格違い(DDR4/DDR5)とは異なり、物理的には挿さります。
出典: PC Cafe 導出
よくある質問
DDR4用のメモリをDDR5対応パソコンに挿せますか?
挿せません。DDR4とDDR5のSO-DIMMは切り欠き(ノッチ)の位置が異なるように設計されており、物理的にスロットへ挿入できません。無理に押し込むとモジュールやスロットを破損する恐れがあります。
SO-DIMMと(デスクトップ用の)DIMMは何が違いますか?
SO-DIMMはDIMMを約半分の長さに小型化した規格で、主にノートパソコン向けに使われます。ピン数や物理サイズが異なるため、デスクトップ用DIMMをノートパソコンに使うことはできません。
PC4-25600のような表記の数字は何を意味しますか?
モジュールの最大データ転送速度(MB/s)を表します。数字が大きいほど転送速度が速い規格です。「PC4-」はDDR4、「PC5-」はDDR5であることも同時に示しています。
出典・最終確認日
レコード全体の信頼度: 導出 公式仕様(メモリ規格・スロット数・最大容量など)から論理的に導いた情報。
- 富士通 AzbyClub Q&A(確認日: 2026-07-24 / official)
- PC Cafe(確認日: 2026-07-24 / community)
- Corsair 日本語版(確認日: 2026-07-24 / official)
- CFD販売株式会社(確認日: 2026-07-24 / official)
最終確認日: 2026-07-24
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